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オランザピンOD錠「明治」
オランザピンOD錠「明治」を糖尿病またはその既往のある患者さんに抗がん剤治療による吐き気止めとして使用する場合の注意点を教えてください。
2026年10月更新
#安全性
オランザピンOD錠「明治」を糖尿病またはその既往のある患者さんに抗がん剤治療による吐き気止めとして使用する場合の注意点については次の情報があります。
1)電子添文には次の記載があります。(資料1)
1. 警告
〈抗悪性腫瘍剤(シスプラチン等)投与に伴う消化器症状(悪心、嘔吐)〉
1.3 糖尿病又はその既往のある患者へ本剤を投与する場合には、治療上の有益性が危険性を上回ると判断される場合以外は投与しないこと。また、本剤投与前及び投与期間中は、毎日頻回に血糖値のモニタリングの管理を行い、本剤投与後も血糖値が安定するまではモニタリングを継続するなど患者の状態を継続的に観察するとともに、投与期間を通じて、緊急時に十分に対応できる体制を整えた上で投与すること。[9.1.10、11.1.1参照]
9. 特定の背景を有する患者に関する注意
9.1 合併症・既往歴等のある患者
〈抗悪性腫瘍剤(シスプラチン等)投与に伴う消化器症状(悪心、嘔吐)〉
9.1.10 糖尿病の患者、糖尿病の既往歴のある患者
以下の点に留意すること。本剤投与により、血糖値が上昇し、代謝状態を急激に悪化させるおそれがあるため、投与期間を通じて、緊急時に十分に対応できる体制を整えた上で投与すること。
[1.3、11.1.1参照]
・血糖コントロールが良好な患者にのみ投与すること。なお、関連学会の最新のガイドライン等を参考にした上で、患者の状態に応じて、本剤の必要性を判断すること。
・本剤の投与量及び投与期間は必要最小限とすること。
・本剤投与前及び投与期間中は、毎日頻回に血糖値のモニタリングの管理を行い、本剤投与後も血糖値が安定するまではモニタリングを継続するなど患者の状態を継続的に観察すること。
※[参照]については、最新の電子添文をご確認ください。
2)患者指導箋には次の記載があります。(資料2)
●オランザピン服用期間中の注意事項
・糖尿病または過去に糖尿病といわれたことのある方が、この薬を服用する場合は、入院での抗がん薬治療が必要です。
・入院期間中は必要に応じて1日3~4回の血糖測定やインスリンを使用しての血糖管理を行うことがあります。
・オランザピンを吐き気止めとして服用する場合の期間は4日間が一般的です。
●オランザピン服用終了後および退院時の注意事項
オランザピンの服用終了後、退院後に一時的に血糖値が高くなることがあります。血糖値が高くなると、次のような症状があらわれる場合があります。
・ご自宅で自己血糖測定ができる方は入院時に血糖管理が必要となった血糖値や普段よりも明らかに血糖値が高い場合には夜間・休日に関わらずかかりつけの医療機関を受診するようにしてください。
・自己血糖管理を行っていない方や普段通り血糖値の確認ができずに以下の症状が見られた場合は、夜間・休日に関わらずかかりつけの医療機関を受診するようにしてください。
・激しい喉の渇きが続く
・水やジュースをたくさん飲みたくなる
・何回もトイレに行きたくなる
・尿の量が多くなる
参考資料:
1)オランザピンOD錠「明治」 電子添文
2)オランザピンOD錠「明治」 抗がん剤治療による吐き気止めとしてオランザピンを処方された患者さんへ
管理番号:ZY-16
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