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パロキセチン錠「明治」
パロキセチン錠「明治」の併用注意について教えてください。
2025年1月更新
#薬物動態・相互作用
パロキセチン錠「明治」の併用注意については、次の情報があります。
電子添文には次の記載があります。
10. 相互作用
本剤は、主として肝代謝酵素CYP2D6で代謝される。また、CYP2D6の阻害作用をもつ。[16.4 参照]
10.2 併用注意(併用に注意すること)
【薬剤名等】
セロトニン作用を有する薬剤
炭酸リチウム
選択的セロトニン再取り込み阻害剤
トリプタン系薬剤
スマトリプタンコハク酸塩等
セロトニン前駆物質(L-トリプトファン、5-ヒドロキシトリプトファン等)含有製剤又は食品等
トラマドール塩酸塩
フェンタニルクエン酸塩
リネゾリド
セイヨウオトギリソウ(St. John’s Wort, セント・ジョーンズ・ワート)含有食品等
[11.1.1 参照]
【臨床症状・措置方法】
セロトニン症候群等のセロトニン作用による症状があらわれることがある。
これらの薬物を併用する際には観察を十分に行うこと。
【機序・危険因子】
相互にセロトニン作用が増強するおそれがある。
【薬剤名等】
メチルチオニニウム塩化物水和物(メチレンブルー)
【臨床症状・措置方法】
セロトニン症候群等のセロトニン作用による症状があらわれることがある。
これらの薬物を併用する際には観察を十分に行うこと。
【機序・危険因子】
メチルチオニニウム塩化物水和物はMAO阻害作用を有するため、セロトニン作用が増強される。
【薬剤名等】
フェノチアジン系抗精神病剤
ペルフェナジン
リスペリドン
[11.1.2 参照]
【臨床症状・措置方法】
これらの抗精神病剤との併用により悪性症候群があらわれるおそれがある。
これらの薬剤の作用が増強され、過鎮静、錐体外路症状等の発現が報告されている。
【機序・危険因子】
本剤が肝臓の薬物代謝酵素CYP2D6を阻害することにより、患者によってはこれら薬剤の血中濃度が上昇するおそれがある。
ペルフェナジンとの併用により、ペルフェナジンの血中濃度が約6倍増加したことが報告されている。
リスペリドンとの併用により、リスペリドン及び活性代謝物の血中濃度が約1.4倍増加したことが報告されている。
イミプラミンとの併用により、イミプラミンのAUCが約1.7倍増加したことが報告されている。
【薬剤名等】
三環系抗うつ剤
アミトリプチリン塩酸塩
ノルトリプチリン塩酸塩
イミプラミン塩酸塩
【臨床症状・措置方法】
これら薬剤の作用が増強されるおそれがある。イミプラミンと本剤の薬物相互作用試験において、併用投与により鎮静及び抗コリン作用の症状が報告されている。
【機序・危険因子】
本剤が肝臓の薬物代謝酵素CYP2D6を阻害することにより、患者によってはこれら薬剤の血中濃度が上昇するおそれがある。
ペルフェナジンとの併用により、ペルフェナジンの血中濃度が約6倍増加したことが報告されている。
リスペリドンとの併用により、リスペリドン及び活性代謝物の血中濃度が約1.4倍増加したことが報告されている。
イミプラミンとの併用により、イミプラミンのAUCが約1.7倍増加したことが報告されている。
【薬剤名等】
抗不整脈剤
プロパフェノン塩酸塩
フレカイニド酢酸塩
【臨床症状・措置方法】
これら薬剤の作用が増強されるおそれがある。
【機序・危険因子】
本剤が肝臓の薬物代謝酵素CYP2D6を阻害することにより、患者によってはこれら薬剤の血中濃度が上昇するおそれがある。
ペルフェナジンとの併用により、ペルフェナジンの血中濃度が約6倍増加したことが報告されている。
リスペリドンとの併用により、リスペリドン及び活性代謝物の血中濃度が約1.4倍増加したことが報告されている。
イミプラミンとの併用により、イミプラミンのAUCが約1.7倍増加したことが報告されている。
【薬剤名等】
β-遮断剤
チモロールマレイン酸塩
【臨床症状・措置方法】
これら薬剤の作用が増強されるおそれがある。
【機序・危険因子】
本剤が肝臓の薬物代謝酵素CYP2D6を阻害することにより、患者によってはこれら薬剤の血中濃度が上昇するおそれがある。
ペルフェナジンとの併用により、ペルフェナジンの血中濃度が約6倍増加したことが報告されている。
リスペリドンとの併用により、リスペリドン及び活性代謝物の血中濃度が約1.4倍増加したことが報告されている。
イミプラミンとの併用により、イミプラミンのAUCが約1.7倍増加したことが報告されている。
【薬剤名等】
β-遮断剤
メトプロロール酒石酸塩
【臨床症状・措置方法】
メトプロロールと本剤の併用投与により、重度の血圧低下が報告されている。
【機序・危険因子】
本剤が肝臓の薬物代謝酵素CYP2D6を阻害することにより、メトプロロールの(S)-体及び(R)-体のT1/2がそれぞれ約2.1及び2.5倍、AUCがそれぞれ約5及び8倍増加したことが報告されている。
【薬剤名等】
アトモキセチン塩酸塩
【臨床症状・措置方法】
併用によりアトモキセチンの血中濃度が上昇したとの報告がある。
【機序・危険因子】
本剤が肝臓の薬物代謝酵素CYP2D6を阻害することによると考えられる。
【薬剤名等】
タモキシフェンクエン酸塩
【臨床症状・措置方法】
タモキシフェンの作用が減弱されるおそれがある。
併用により乳癌による死亡リスクが増加したとの報告がある。
【機序・危険因子】
本剤が肝臓の薬物代謝酵素CYP2D6を阻害することにより、タモキシフェンの活性代謝物の血中濃度が減少するおそれがある。
【薬剤名等】
キニジン硫酸塩水和物
シメチジン
[16.7.3 参照]
【臨床症状・措置方法】
本剤の作用が増強するおそれがある。
【機序・危険因子】
これらの薬剤の肝薬物代謝酵素阻害作用により、本剤の血中濃度が上昇するおそれがある。
【薬剤名等】
フェニトイン
フェノバルビタール
カルバマゼピン
リファンピシン
[16.7.1 参照][16.7.2 参照]
【臨床症状・措置方法】
本剤の作用が減弱するおそれがある。
【機序・危険因子】
これらの薬剤の肝薬物代謝酵素誘導作用により、本剤の血中濃度が低下するおそれがある。
【薬剤名等】
ホスアンプレナビルカルシウム水和物とリトナビルの併用時
【臨床症状・措置方法】
本剤の作用が減弱するおそれがある。
【機序・危険因子】
作用機序は不明であるが、ホスアンプレナビルとリトナビルとの併用時に本剤の血中濃度が約60%減少したことが報告されている。
【薬剤名等】
ワルファリンカリウム
[16.7.5 参照]
【臨床症状・措置方法】
ワルファリンの作用が増強されるおそれがある。
【機序・危険因子】
本剤との相互作用は認められていないが、他の抗うつ剤で作用の増強が報告されている。
【薬剤名等】
ジゴキシン
[16.7.4 参照]
【臨床症状・措置方法】
ジゴキシンの作用が減弱されるおそれがある。
【機序・危険因子】
健康人において、本剤との併用によるジゴキシンの血中濃度の低下が認められている。
【薬剤名等】
止血・血液凝固を阻害する薬剤
非ステロイド性抗炎症剤、アスピリン、ワルファリンカリウム等
出血症状の報告のある薬剤
フェノチアジン系抗精神病剤、非定型抗精神病剤、三環系抗うつ剤等
[9.1.7 参照]
【臨床症状・措置方法】
出血傾向が増強するおそれがある。
【機序・危険因子】
これらの薬剤を併用することにより作用が増強されることが考えられる。
【薬剤名等】
アルコール
(飲酒)
[16.7.5 参照]
【臨床症状・措置方法】
本剤服用中は、飲酒を避けることが望ましい。
【機序・危険因子】
本剤との相互作用は認められていないが、他の抗うつ剤で作用の増強が報告されている。
※[参照]については、最新の電子添文をご確認ください。
参考資料:
パロキセチン錠「明治」 電子添文
管理番号:PX-13
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