製品Q&A
ビームゲン注
ビームゲン注を3回接種しても抗体が付かない(免疫応答が悪い)場合について教えてください。
2025年12月更新
#用法・用量
ビームゲン注を3回接種しても抗体が付かない(免疫応答が悪い)場合については、次の情報があります。
1)電子添文には次の記載があります。
6. 用法・用量
能動的HBs抗体が獲得されていない場合には追加注射する。
2)「予防接種に関するQ&A集2025年版」には次の記載があります。
1シリーズ(3回接種)が完了しても抗体ができない(免疫反応不応答者:non responder)あるいは抗体反応が悪い人(low responder)の頻度は全被接種者の10%前後とされています。何回まで追加接種すればよいという目安はありませんが、日本環境感染学会の「医療関係者のためのワクチンガイドライン 第4版」では、「1シリーズのワクチン接種後に抗体価上昇が観察されなかった場合は、もう1シリーズの再接種が推奨される。追加の1シリーズで、再接種者の30~50%で抗体を獲得すると報告されている。」としています。なお、2シリーズ接種(合計6回)しても抗体陽転しない場合には、「それ以上の追加接種での陽性化率は低くなるため、“ワクチン不応者” として血液・体液曝露に際しては厳重な対応と経過観察を行う」としています。また、このような者がHBVへの曝露があった場合、米国ガイドラインでは「HBIGを、曝露直後と1か月後の2回接種を推奨している」と記載されています。
医療関係者以外の場合には、通常HBVに曝露するリスクは医療関係者より低いので、2シリーズの接種で抗体陽性化がみられなかった場合は、同様に以降のワクチン接種は行わず、HBV曝露時には、HBIGで対応するのが妥当であると考えられます。
参考資料:
1)ビームゲン注 電子添文
2)予防接種に関するQ&A集2025年版、P109
管理番号:BK-14
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