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オランザピン細粒「明治」

オランザピン細粒「明治」を合併症・既往歴等のある患者さんへ投与する際の注意点について教えてください。

2024年3月更新

#特定の背景を有する患者への使用

オランザピン細粒「明治」は、電子添文で次の警告をしています。
1. 警告
1.1 著しい血糖値の上昇から、糖尿病性ケトアシドーシス、糖尿病性昏睡等の重大な副作用が発現し、死亡に至る場合があるので、本剤投与中は、血糖値の測定等の観察を十分に行うこと。[2.5、11.1.1参照]
1.2 投与にあたっては、あらかじめ上記副作用が発現する場合があることを、患者及びその家族に十分に説明し、口渇、多飲、多尿、頻尿等の異常に注意し、このような症状があらわれた場合には、直ちに投与を中断し、医師の診察を受けるよう、指導すること。[8.1、8.3、9.1.1、11.1.1参照]

オランザピン細粒「明治」は、昏睡状態の患者さん、バルビツール酸誘導体等の中枢神経抑制剤の強い影響下にある患者さん、本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者さん、アドレナリンを投与中の患者さん(アドレナリンをアナフィラキシーの救急治療、又は歯科領域における浸潤麻酔もしくは伝達麻酔に使用する場合を除く)、糖尿病の患者さん、糖尿病の既往歴のある患者さんへの投与は禁忌です。

オランザピン細粒「明治」を合併症・既往歴等のある患者さんへ投与する際の注意点については、次の情報があります。

電子添文には次の記載があります。
9. 特定の背景を有する患者に関する注意
9.1 合併症・既往歴等のある患者
〈効能共通〉
9.1.1 糖尿病の家族歴、高血糖あるいは肥満等の糖尿病の危険因子を有する患者
[1.2、8.1、8.3、11.1.1参照]
9.1.2 尿閉、麻痺性イレウス、閉塞隅角緑内障のある患者
抗コリン作用により症状を悪化させることがある。
9.1.3 てんかん等の痙攣性疾患又はこれらの既往歴のある患者
痙攣閾値を低下させることがある。
9.1.4 本剤のクリアランスを低下させる要因(非喫煙者、女性、高齢者)を併せ持つ患者
本剤の血漿中濃度が増加することがある。[9.8参照]
9.1.5 心・血管疾患(心筋梗塞あるいは心筋虚血の既往、心不全、伝導異常等)、脳血管疾患及び低血圧が起こりやすい状態(脱水、血液量減少、血圧降下剤投与による治療等)を有する患者
治療初期に、めまい、頻脈、起立性低血圧等があらわれることがある。
9.1.6 不動状態、長期臥床、肥満、脱水状態等の危険因子を有する患者
[11.1.10参照]
〈双極性障害におけるうつ症状の改善〉
9.1.7 自殺念慮又は自殺企図の既往のある患者、自殺念慮のある患者
自殺念慮、自殺企図があらわれることがある。[8.8、15.1.3参照]
9.1.8 脳の器質的障害のある患者
他の抗うつ剤で精神症状の悪化が認められたとの報告がある。
[8.8.3、8.8.5、9.1.9参照]
9.1.9 衝動性が高い併存障害を有する患者
他の抗うつ剤で精神症状の悪化が認められたとの報告がある。
[8.8.3、8.8.5、9.1.8参照]

※[参照]については、最新の電子添文をご確認ください。

参考資料:
オランザピン細粒「明治」 電子添文

管理番号:ZYP-3

製品Q&A ご利用にあたっての注意

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