製品Q&A

アザクタム注射用

アザクタム注射用を合併症・既往歴等のある患者さんへ投与する際の注意点について教えてください。

2026年2月更新

#特定の背景を有する患者への使用

アザクタム注射用は、本剤の成分によるショックの既往歴のある患者さんへの投与は禁忌です。
アザクタム注射用を合併症・既往歴等のある患者さんへ投与する際の注意点については、次の情報があります。

1)電子添文には次の記載があります。(資料1)
9. 特定の背景を有する患者に関する注意
9.1 合併症・既往歴等のある患者
9.1.1 ペニシリン系又はセフェム系薬剤に対し過敏症の既往歴のある患者
交叉アレルギー反応が起こるとの報告がある。
9.1.2 本人又は両親、兄弟に気管支喘息、発疹、蕁麻疹等のアレルギー症状を起こしやすい体質の患者
9.1.3 経口摂取の不良な患者又は非経口栄養の患者、全身状態の悪い患者
観察を十分に行うこと。ビタミンK欠乏症があらわれるおそれがある。

2)インタビューフォームには次の記載があります。(資料2)
Ⅷ.安全性(使用上の注意等)に関する項目
(1)合併症・既往歴等のある患者
(解説)
9.1.1 β­ラクタム剤(ペニシリン系又はセフェム系抗生物質)によって過敏症の既往歴のある患者に別のβ­ラクタム剤を投与した場合、交叉アレルギー反応が起こるおそれがあるので、準拠して設定した。
9.1.2 一般に気管支喘息やアトピー体質の患者では薬物アレルギーの頻度が高い。これらの体質は遺伝的要因が大きく関与しているといわれ、健康な家系に比べ薬物アレルギーの発現頻度が有意に高いという報告があり設定した。
9.1.3 ビタミンK欠乏の原因はビタミンK供給の減少とビタミンKの異常消費が考えられる。供給の減少はビタミンK摂取不良とビタミンKを合成する腸内細菌の減少あるいは消失(抗生物質による殺菌作用のため)が原因であるといわれている。異常消費はβ­ラクタム系抗生物質のうちN­メチルテトラゾールチオメチル基をもつ抗生物質に起こると考えられている。したがって、通常の摂食状態にない上記の患者では、β­ラクタム系抗生物質の投与によりビタミンK欠乏症があらわれやすい。以上の理由で設定した。

参考資料:
1)アザクタム注射用 電子添文
2)アザクタム注射用 インタビューフォーム

管理番号:AZT-6

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