3. Dravet症候群の治療
1. Dravet症候群の薬物治療
日本てんかん学会の「新規抗てんかん薬を用いた薬物治療のガイドライン」Dravet症候群に対する治療

推奨度A:行うよう強く勧められる、推奨度B:行うよう勧められる
*国内臨床試験で併用薬剤として安全性が確認されているのはクロバザム、バルプロ酸ナトリウム及び臭化剤のみである。本剤はクロバザム及びバルプロ酸ナトリウムと併用して投与すること。
「NICEガイドライン」Dravet症候群に対する治療

*国内臨床試験で併用薬剤として安全性が確認されているのはクロバザム、バルプロ酸ナトリウム及び臭化剤のみである。本剤はクロバザム及びバルプロ酸ナトリウムと併用して投与すること。
解説
国内外のガイドラインを基にDravet症候群に対する治療について示しました。
国内臨床試験で併用薬剤として安全性が確認されているのは、クロバザム、バルプロ酸ナトリウム及び臭化剤のみです。本剤はクロバザム及びバルプロ酸ナトリウムと併用して投与して下さい。
参考文献 一覧
- 〈参考文献〉
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- 1)藤原建樹, 池田昭夫, 井上有史, 他. 新規抗てんかん薬を用いたてんかんの薬物治療ガイドライン. てんかん研究 2010;28:48-65.
- 2)National Institute for Health and Clinical Excellence. The epilepsies:the diagnosis and management of theepilepsies in adults and children in primary and secondary care. 2012:137.
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2. 薬物治療以外の治療法
ケトン食療法が知られています。ケトン食療法は、糖・炭水化物を減らし脂肪を増やした食事で、脂肪が分解されてケトン体が体内で作られ効果を発揮するといわれている方法です。
参考文献 一覧
- 〈参考文献〉
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- 1)Veggiotti P, Burlina A, Coppola G, et al. The ketogenic diet for Dravet syndrome and other epileptic encephalopathies: an Italian consensus. Epilepsia 2011;52:83-9.
- 2)Dravet C, Bureau M, Oguni H, et al. 乳児重症ミオクロニーてんかん(Dravet症候群). Roger J, Bureau M, Dravet C, et al. 編集. 井上 有史 監訳. てんかん症候群-乳幼児・小児・青年期のてんかん学, 第4版. 東京;中山書店. 2008:89-112.
- 3)大塚頌子. 小児期発症の潜因性あるいは症候性全般てんかんの診断・治療ガイドライン:年齢依存性てんかん性脳症を中心に.てんかんの診断・治療ガイドライン作成とその実証的研究 平成15年度研究報告書:厚生労働省精神・神経疾患研究委託費.2004;115-22.
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3. 日常生活の注意点
かぜ症候群等の感染症(発熱)及び入浴による体温上昇により、発作が起こりやすくなります。入浴に関しては、湯船に入らず、シャワーを浴びたり、濡れタオルで体を拭くなどの対応が推奨されています。気温が高いときの屋外の活動によっても発作が起こる可能性がありますので、外出は避けて下さい。
また、強い光により発作が起こることがありますので、テレビを見る場合や写真撮影などのフラッシュには注意が必要です。
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- 〈参考文献〉
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- 1)乳児重症ミオクロニーてんかん. 藤原建樹 監修. 小児てんかん診療マニュアル. 東京;診断と治療社. 2006:189-94.
- 2)近藤容子. 小児で重要なてんかん症候群 乳児重症ミオクロニーてんかん. 小児内科 2009;41:503-6.
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